2025.02.25 薬師堂前園
豆まき会の様子から
寒い寒い毎日ですが、薬師堂前園の子どもたちは寒さに負けず、元気に日々を過ごしています。
まずお知らせするのは、2月3日に実施した「豆まき会」の様子です。




クラスごとに強そうなお面を作り、鬼を迎えうつ気分を盛り上げました。



壁に貼られた鬼で「おにはーそと!」の予行演習もバッチリです。大きな声で叫びながらボールを思いっきりぶつけるのが、子どもたちは大好きです。ここまではみんな絶好調!



いよいよ鬼の登場です。0歳児や1歳児はもちろん、マスクの下の顔にちょっと見覚えのある2歳児までもが一瞬凍り付いていました(笑)






はじめは呆気に取られてポカンとしたりべそをかいたりしていた子どもたちですが、だんだんと元気を取り戻し、「おにはーそと!ふくはーうち!」と声を上げながら鬼退治を楽しみました。
年が改まっていくごとに、豆まき会の持ち方にも様々な考えが巡ります。豆まきと言いながら、アレルギーやSDGs等への配慮で、豆がカラーボールに差し替えられて久しい昨今です。さらに、小さな集団で大人への信頼を培い育てている小規模園で、あえて子どもを怖がらせることに意味はあるのか。毎年ぐるぐると思いめぐらせながら、なかなか正解は見つかりません。
けれど、子どもたちは、泣いたり怖がったりしながらも、やっぱり行事を楽しんでいるようです。私たちが子どもの時分にも豆まきをして、怖さや不思議さを感じながらも楽しんでいたように… 日本の伝統に親しみながら、子どもたちのために大人がたくさんの仕掛けをして、一緒に楽しんでもらえるように頑張っている姿が伝わればいいなと願ってやみません。